【秋ジャガイモの植え付け時期が遅い時】上手な栽培のコツと対策法とは

秋ジャガイモの植え付け準備をしていたんだけど、もしかしたら適期を過ぎてしまったのでは、と焦りを感じていませんか?作業が遅れると収穫できないかもしれないと不安になるかもしれません。

この記事では、秋植えジャガイモの基本から、植え付けが「遅い」とされる時期の目安、そして万が一遅れてしまった場合の失敗しない栽培のポイントまで、網羅的に解説します。

おすすめの品種や種芋の選び方、プランターや家庭菜園での育て方における土づくりと石灰・肥料の使い方、さらには育てている中で起こりがちなトラブルと対策についても詳しく触れていきます。

収穫時期の見極め方から、収穫後の保存・調理のポイントまで、この記事を読めば、時期が遅れても秋ジャガイモ栽培を成功させるための知識が身につきます。

本記事の内容

  • 秋ジャガイモの植え付けが遅れた場合のリスクと可能性
  • 時期が遅くても収穫量を上げるための具体的な栽培方法
  • 秋植えに適した品種選びから収穫後の保存までの流れ
  • 栽培中に発生しやすいトラブルとその具体的な解決策
目次

秋ジャガイモの植え付け時期が遅い時の基礎知識

秋ジャガイモの植え付け時期が遅い

秋植えジャガイモの基本

秋ジャガイモの植え付け時期が遅い

ジャガイモ栽培は春植えが一般的ですが、比較的暖かい地域では夏の終わりに植え付けを行う秋作も可能です。

春植えが3月から4月にかけて植え付け、初夏に収穫するのに対し、秋植えは8月下旬から9月にかけて植え付け、11月から12月の初冬に収穫を迎える作型。

秋ジャガイモ栽培の大きな特徴は、春植えに比べて栽培期間が短いこと。気温が徐々に下がっていく中で生育するため、イモが寒さに備えて糖を蓄えようとします。

その結果、でんぷん価が高くなり、春ジャガイモよりもホクホクとした食感が強くなる傾向が見られます。

また、収穫後の気温が低いため、イモの呼吸が抑制され、春ジャガイモよりも長期間の貯蔵に向いているという大きなメリットがあります。適切な環境であれば、翌年の春まで美味しく食べ続けることも可能。

一方で、秋植えには特有の難しさも存在します。植え付け時期がまだ暑い時期であるため、種芋が土壌中の細菌によって腐敗しやすいというリスクが高まります。

また、日本では台風のシーズンと重なるため、強風による倒伏や大雨による過湿被害を受ける可能性も考慮しなくてはなりません。生育期間が短い分、植え付けの遅れが収穫量に直接影響しやすい点も、秋ジャガイモ栽培の注意点と言えるでしょう。

「遅い」とされる時期の目安

秋ジャガイモの植え付け時期が遅い

秋ジャガイモの植え付け適期は、地域によって異なりますが、一般的に中間地(関東など)では8月下旬から9月上旬、暖地(九州など)では9月上旬から9月下旬とされています。

この時期を逃すと、植え付けが「遅い」と判断されることになります。ちなみに、寒冷地では生育期間が短すぎてイモが十分に肥大しないため、秋作は基本的に行われません。

具体的には、中間地である埼玉県のような場所では、9月中旬を過ぎると遅いと考えられます。なぜなら、ジャガイモの生育には最低でも約90日という期間が必要であり、12月中旬頃には霜が降りて地上部が枯れてしまうことがあるから。

霜が降りるまでにイモを十分に肥大させるためには、収穫時期から逆算して遅くとも9月中旬までには植え付けを完了させたいところです。

植え付けが10月にずれ込んでしまうと、生育期間が極端に短くなります。その結果、イモが十分に大きくならず、収穫量が大幅に減少したり、ピンポン玉程度の小さなイモしか収穫できなかったりする可能性が高まります。

したがって、お住まいの地域の過去の初霜の時期を調べ、そこから少なくとも3ヶ月程度の生育期間を確保できるかどうかが、植え付け時期の最終的な判断基準となります。

遅い植え付けでも収穫できる?

秋ジャガイモの植え付け時期が遅い

植え付け時期が適期より遅れてしまった場合でも、いくつかの工夫を凝らすことで、収穫できる可能性は残されています。収穫量が減ることは覚悟する必要がありますが、諦めずに挑戦してみる価値は十分にあります。

最も大切なのは、少しでも長く生育期間を確保し、地温を保つ工夫をすること。そのために非常に有効なのが、黒マルチシートの利用。

黒マルチを畝(うね=畑に物を植えるため、幾筋も土を盛りあげた所)に張ることで、日中の太陽熱を土壌に蓄え、夜間の地温低下を防ぐ効果が期待できます。これは雑草の抑制や土壌水分の保持にもつながり、一石三鳥の資材です。

また、植え付けが遅れることが事前に分かっている場合は、早めに種芋を入手して「芽出し」作業を開始しておくことも有効な対策。すでに芽が出た状態で植え付けることで、畑での初期生育を早め、遅れを少しでも取り戻すことができます。

さらに、霜が降りる予報が出た際には、ビニールトンネルや不織布(べたがけ)で畝全体を覆うことで、地上部の枯死を遅らせ、最後の最後までイモを太らせる時間を稼ぐことが可能です。

保温対策を徹底することが、遅い植え付けをカバーするための重要な鍵となります。

秋植えにおすすめの品種

秋ジャガイモの植え付け時期が遅い

秋ジャガイモ栽培を成功させるためには、秋作に適した品種を選ぶことが非常に大切。春植えで人気の「男爵薯(だんしゃくいも)」や「きたあかり」は休眠期間が長いため、夏に収穫したものを秋に植えても芽が出にくく、秋作には向いていません。

秋作向けとして販売されている品種は、休眠期間が短いという特徴を持っています。

スクロールできます
品種名特徴
デジマ秋ジャガイモの代表的な品種。イモの付きが良く、病気にも比較的強いため育てやすいです。やや粘質で煮崩れしにくく、カレーや肉じゃがなど様々な料理に向いています。
ニシユタカデジマと並ぶ代表的な品種。こちらもやや粘質で、煮崩れしにくいのが特徴です。収量性が高いですが、そうか病にやや弱い面があるため、土壌の酸度管理に注意が必要です。
アンデスレッド皮が赤く、果肉は鮮やかな黄色い品種。粉質でホクホクとした食感が強く、粉ふきいもやコロッケにすると絶品です。やや病気に弱い面もありますが、食味の良さから人気の高い品種です。
さんじゅう丸長崎県で育成された比較的新しい品種。そうか病や疫病に強く、収量も期待できるため、初心者にもおすすめです。食味も良く、様々な料理に活用できます。
アイユタカ大玉になりやすく、収量性が高い品種です。食味はあっさりとしており、ポテトサラダや炒め物などに向いています。

これらの品種は、いずれも秋作での栽培実績があり、入手しやすいものです。ご自身の好みや栽培環境に合わせて選んでみてください。

特に初めて秋ジャガイモに挑戦する場合や、植え付けが遅れてしまった場合は、比較的病気に強く育てやすい「デジマ」や「さんじゅう丸」から始めてみるのが良いでしょう。

種芋の選び方からカットと芽出しの重要性

秋ジャガイモの植え付け時期が遅い

良質な種芋を選ぶことは、ジャガイモ栽培の成功を左右する最初の、そして最も重要なステップ。スーパーで販売されている食用のジャガイモではなく、必ず園芸店やホームセンターでウイルスフリーの検査に合格した「種芋」を使用してください。

食用のものは、ウイルス病に感染している可能性や、発芽を抑制する処理がされている場合があり、これらを植えても健全な生育は期待できません。

購入する際は、表面に傷やシワがなく、緑色に変色していない、固く締まったものを選びます。病気の兆候が見られるものや、触ってみて少しでも柔らかいものは避けましょう。

秋植えの場合、植え付け時期が高温であるため、種芋はなるべく切らずに丸ごと植え付けるのが腐敗を防ぐための基本。50g以下の小さい種芋であれば、そのまま植え付けます。

もし50g以上の大きな種芋しか手に入らなかった場合は、一つの切片が40g~50g程度になるように、芽が多く集まっている頂部から縦にカットします。包丁は事前に熱湯消毒するなど、清潔なものを使用してください。

カットした場合は、切り口からの腐敗を防ぐために、風通しの良い日陰で2~3日しっかりと乾燥させることが不可欠。切り口に「草木灰」や専用の「じゃがいもシリカ」をまぶすと、さらに腐敗防止効果が高まります。

また、植え付け前に「芽出し(浴光育芽)」を行うと、発芽が揃いやすくなり、その後の生育もスムーズに。植え付けの1~2週間前から、20℃前後の明るい日陰に置き、時々裏返しながら緑色の丈夫な芽を育てましょう。

失敗しない保存・調理のポイント

秋ジャガイモの植え付け時期が遅い

収穫した秋ジャガイモは、春ジャガイモに比べて長く保存できるのが魅力。適切に保存することで、翌年の春先まで美味しく食べることができます。

保存の基本は、光を当てず、風通しの良い冷暗所で保管すること。ジャガイモは光に当たると、皮が緑色に変色し、「ソラニン」や「チャコニン」といった有毒なアルカロイドを生成します。

これを食べると食中毒の原因となるため、絶対に光を遮断してください。段ボール箱に新聞紙を敷いてイモを入れ、さらに上から新聞紙をかけて蓋をしておくのが簡単な方法。

りんごを1~2個一緒に入れておくと、りんごから発生するエチレンガスの効果で芽が出にくくなります。

収穫直後のイモは、土が付いている場合は軽く手で払い落とし、表面をよく乾燥させてから保存します。水洗いは腐敗の原因になるので避けてください。

また、収穫時に傷が付いてしまったイモは、長期保存には向かないため、優先的に消費するようにしましょう。長期保存中に芽が出てしまった場合は、有毒なので芽とその根元をしっかりとえぐり取ってから調理してください。

秋ジャガイモはでんぷん価が高く、ホクホクとした食感が特徴です。その特性を活かすには、粉ふきいも、コロッケ、ポテトサラダ、フライドポテトなどがおすすめ。

煮込み料理に使う場合は、煮崩れしにくい「デジマ」や「ニシユタカ」を選ぶと良いでしょう。品種ごとの食感の違いを楽しみながら、様々な料理に活用してみてください。

秋ジャガイモの植え付け時期が遅い時の実践テクニック

土づくりと石灰・肥料の使い方

秋ジャガイモの植え付け時期が遅い

ジャガイモは、水はけと通気性の良い、やや酸性の土壌(pH5.0~6.0)を好みます。過湿に非常に弱いため、水はけの良さは特に重要。植え付けの2週間ほど前には土づくりを完了させておくのが理想です。

まず、畑を30cmほどの深さまでよく耕し、土を柔らかくしておきます。ジャガイモは連作を嫌うため、ナス、トマト、ピーマンといった同じナス科の野菜を3年以上栽培していない場所を選んでください。連作は土壌病害のリスクを著しく高めます。

土壌の酸度調整には石灰を使いますが、ジャガイモの場合は注意が必要。土壌がアルカリ性に傾きすぎると、表面がかさぶたのようになる「そうか病」が発生しやすくなります。

そのため、石灰の施用は控えめにし、1平方メートルあたり苦土石灰を50g程度に留めるのが賢明です。植え付けの直前に石灰をまくのは避け、必ず1~2週間前には土に混ぜ込んでおきましょう。

肥料については、植え付け時に元肥を施します。1平方メートルあたり、完熟堆肥を約2kg、化成肥料(窒素・リン酸・カリが8-8-8など)を100g~150g程度が目安。

畝の中央に深さ10cm程度の溝を掘り、そこに肥料をまいて土と軽く混ぜ、その上に5cmほど土をかぶせてから種芋を置きます。このひと手間が、肥料が直接種芋に触れて起こる「肥料焼け」を防ぎます。

標準的な植え付けの間隔(株間)は25cm~30cm程度。深さは、種芋の上に10cm程度の土がかぶるように植え付けます。これにより、イモが地表に露出して緑化するのを防ぎ、適切な地温を保つことができます。

プランターや家庭菜園での育て方

秋ジャガイモの植え付け時期が遅い

畑がなくても、プランターや大きめの土のう袋を使えば、ベランダなどの省スペースで手軽にジャガイモ栽培を楽しむことができます。プランターで栽培する場合、深さが30cm以上、容量が15リットル以上ある大きめのものを選んでください。

土は市販の野菜用培養土を使えば、肥料が配合されているため手軽。自分で土を配合する場合は、赤玉土(小粒)と腐葉土を7:3の割合で混ぜ、少量の化成肥料を加えてください。

植え付け方は、まずプランターの底に鉢底石を敷き、水はけを良くします。次に容器の3分の1くらいまで土を入れ、種芋を置きます。10号鉢(直径30cm)なら1~2個が目安。種芋の上に5cmほど土をかぶせます。

プランター栽培で最も重要な作業が「増し土」。芽が出て葉が成長するのに合わせて、数回に分けて土を足していきます。芽が10cmほどに伸びたら1回目、さらにその2~3週間後につぼみが付く頃に2回目を行います。

これは、地中にできる新しいイモが光に当たって緑化するのを防ぐためと、イモが育つスペースを確保するために不可欠な作業です。最終的に、プランターの縁から2~3cm下まで土が入るようにします。

この増し土のタイミングで、化成肥料を少量与える「追肥」を行うと、生育がより安定します。

水やりは、土の表面が乾いたら、プランターの底から水が流れ出るまでたっぷりと与えるのが基本。収穫の2週間ほど前からは水やりを控え、土を乾燥気味に管理すると、イモのでんぷん価が上がり、味が濃くなります。

地植え・プランター栽培のポイント

秋ジャガイモの植え付け時期が遅い

地植えとプランター栽培、どちらの方法でも失敗しないためには、いくつかの共通した重要なポイントがあります。

一つ目は「芽かき」。植え付け後、一つの種芋から複数の芽が出てきます。これをそのまま育てると、養分が分散してしまい、小さなイモしかできません。

草丈が10cm程度に伸びた頃に、生育の良い太い芽を1~2本だけ残し、他の芽は根元から引き抜きます。このとき、種芋が動かないように株元をしっかり押さえながら、引き抜く芽を横に倒すようにゆっくりと引き抜くのがコツ。

二つ目は「土寄せ」。これは地植え栽培における増し土のことで、芽かきと同じタイミングと、その2~3週間後のつぼみが見え始める頃の、合計2回行うのが基本です。

土寄せには、①新しいイモが育つスペースを確保する、②イモの緑化を防ぐ、③株の倒伏を防ぐ、④雑草を抑制するといった複数の重要な役割があります。

三つ目は日当たりと風通しの管理です。ジャガイモは日光を好む植物で、光合成によってイモに養分を蓄えます。1日に最低でも5~6時間の日照が確保できる場所で育てましょう。

日当たりが悪いと、茎や葉ばかりが茂る「つるぼけ」状態になり、イモが十分に肥大しません。また、風通しが悪いと、病害虫が発生しやすくなるため、葉が込み合っている場合は適宜整理してあげると良いでしょう。

起こりやすいトラブルと対策

秋ジャガイモの植え付け時期が遅い

ジャガイモ栽培では、いくつかの病害虫によるトラブルが発生することがあります。日頃の観察で早期発見し、適切な対策を講じることが大切です。

そうか病

前述の通り、土壌がアルカリ性に傾くと発生しやすい病気。イモの表面にコルク状のかさぶたができ、見た目や食味が悪くなります。一度発生すると土壌に菌が残るため、連作を避け、石灰の施用を控えることが最も有効な予防策です。

疫病

気温が20℃前後で、秋雨などで雨が続くと発生しやすいカビの病気です。葉に暗緑色の病斑ができ、やがて株全体が枯れてしまいます。

風通しを良くし、多湿を避けることが予防につながります。発生した場合は、病気の部分を速やかに取り除き、被害の拡大を防ぎます。

アブラムシ

新芽や葉の裏に群生し、汁を吸って株を弱らせるだけでなく、モザイク病などのウイルス病を媒介することがあるため厄介。

見つけ次第、粘着テープなどで取り除くか、数が多ければ適用のある薬剤を使用して駆除します。シルバーマルチを敷くと、光の反射を嫌うアブラムシの飛来を抑制する効果があります。

テントウムシダマシ

益虫であるナナホシテントウと異なり、葉を網目状に食害する害虫。正式名称はニジュウヤホシテントウといい、背中の星の数が多く、光沢がないのが特徴です。見つけ次第、捕殺するのが最も確実な対策です。

これらのトラブルを防ぐためには、日頃から株の様子をよく観察し、葉の裏までチェックする習慣をつけることが鍵となります。

収穫時期の見極め方

秋ジャガイモの植え付け時期が遅い

秋ジャガイモの収穫時期は、一般的に11月下旬から12月下旬頃。収穫のサインは、地上部の茎や葉の状態で見極めます。

最も分かりやすいサインは、茎や葉が黄色く枯れ始めること。植物は、地上部の成長が止まると、残った養分を地下のイモに送り込みます。

そのため、葉が枯れ始めたからといってすぐに収穫するのではなく、茎葉の大部分が黄色くなるか、自然に倒れるまで待つことで、イモをさらに大きく、美味しくさせることができます。

ただし、霜が降りると地上部は一気に枯れてしまいます。強い霜が降りる予報が出た場合は、土中のイモが凍結して傷んでしまうのを避けるために、葉がまだ青くても収穫した方が良いでしょう。

収穫する際は、試し掘りをしてみるのが確実。株元から少し離れた場所にスコップを入れ、イモを傷つけないように注意しながら周囲の土ごと掘り起こし、十分な大きさになっているか確認します。

収穫作業は、土が乾いている晴れた日に行うのが理想。収穫したイモは、すぐにコンテナなどには入れず、風通しの良い日陰で2~3時間ほど表面を乾かす「キュアリング」を行うと、傷が癒えて保存性が高まります。

秋ジャガイモの植え付けが時期遅い場合の総まとめ

秋ジャガイモの植え付けが時期遅い場合でも、適切な知識と対策を講じることで、家庭菜園での収穫を楽しむことは十分に可能です。今回の記事の要点を以下にまとめます。

  • 秋ジャガイモは春植えより栽培期間が短く、食味が良い
  • 長期保存が可能で、冬から春にかけての貴重な食材になる
  • 中間地の植え付け適期は8月下旬から9月上旬である
  • 9月中旬以降の植え付けは「遅い」と認識する必要がある
  • 植え付けの遅れは収穫量の減少に直結しやすい
  • 遅れた場合は黒マルチやビニールトンネルで保温対策を徹底する
  • 品種は秋作に適した休眠期間の短い「デジマ」などを選ぶ
  • 種芋はウイルスフリーのものを選び、高温期は切らずに植える
  • 土壌のアルカリ化は「そうか病」の原因になるため石灰は控えめに
  • プランター栽培では深さのある容器と「増し土」が成功の鍵
  • 収量を確保するため、生育の良い芽を1~2本残す「芽かき」を必ず行う
  • イモの緑化を防ぎ、生育スペースを確保するために「土寄せ」は不可欠
  • 収穫のサインは地上部の茎や葉が黄色く枯れ始めたとき
  • 強い霜が降りる予報が出たら、その前に収穫を終える
  • 収穫後は光を避け、りんごと一緒に風通しの良い冷暗所で保存する
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