このブログに足を運んでくださり、本当にありがとうございます。 サイト管理人のハジメと申します。
普段はごく普通の会社員をしながら、週末や仕事終わりの時間を使って、我が家の小さな庭で野菜やハーブを育てるのが、何よりの楽しみの中年男性です。
私が園芸にのめり込んだ「きっかけ」
今でこそ、毎朝庭の植物たちの顔色をうかがうのが日課になっている私ですが、園芸を始めた 10年前は、本当に何にも知らないどこにでもいる初心者でした。
サボテンすら枯らしてしまった経験があるほど、植物を育てる才能はないと本気で思い込んでいたんです。
きっかけは、スーパーで買った豆苗の根っこを、何気なく水につけてみたことでした。 「どうせダメだろう」と思っていたのに、数日後に小さな新しい芽がぐんぐん伸びてくるのを見た時の感動は、今でも忘れられません。
「自分の手で、食べ物が作れるんだ!」
その小さな成功体験が、私を園芸の世界へと引きずり込みました。 それからというもの、ミニトマト、きゅうり、バジル、しそ…と、まるで何かに取り憑かれたかのように、様々な野菜作りに挑戦する日々が始まりました。
失敗だらけだった、私の家庭菜園ストーリー
もちろん、最初から全てがうまくいったわけではありません。むしろ、失敗の連続でした。
- 楽しみにしていたミニトマトは、原因不明の病気で葉がチリヂリに…。
- きゅうりはうどんこ病という白いカビだらけになり、数本しか収穫できず…。
- アブラムシの大群に襲われて、泣く泣く処分したバジル…。
数え上げればキリがありません。 そのたびに専門書を読み漁り、インターネットで情報を検索するのですが、当時の私には専門用語が難しすぎたり、「プロの農家向け」の情報が多くて、自分の小さなベランダ菜園にどう応用すればいいのか分からなかったり…。
「もっと、私のような初心者の目線で、分かりやすく解説してくれる情報はないんだろうか?」 「この失敗、どうすれば次は防げるんだろう?」
そんな悔しい思いと数々の失敗、そして、自分で育てた野菜を初めて収穫し、食卓に並べた時のあの喜び、美味しさは、どんな高級レストランにも勝るものでした。
このブログ「園芸基本の木」を始めた想い
このブログは、かつての私のように、 「園芸を始めてみたいけど、何から手をつけていいか分からない」 「何度も失敗して、もう諦めかけている」 という方に、寄り添う場所でありたい、という想いから始まりました。
私がこのブログで発信する情報は、輝かしい成功体験ではありません。 むしろ、数多くの失敗から学んだ、「こうすれば失敗しにくい」「初心者はここに気をつけた方がいい」という、泥臭いけれどリアルな知識が中心です。
【このブログで大切にしていること】
- 難しい専門用語は使わず、誰が読んでも分かる言葉で解説すること。
- なぜこの作業が必要なのか、「理由」や「仕組み」から丁寧に説明すること。
- 私自身が実際に育て、成功したこと、失敗したことの両方を正直にお伝えすること。
- 関東北部の気候で育てた、具体的な経験をベースに記事を書くこと。
私もまだまだ勉強中の身であり、プロの農家さんのような立派な知識があるわけではありません。 ですが、「一人の園芸を愛する仲間」として、これから園芸を始めるあなたの「最初の一歩」を、全力で応援したいと思っています。
この「園芸基本の木」が、あなたの植物との暮らしを、より豊かで楽しいものにするための一助となれたら、これほど嬉しいことはありません。
さあ、一緒に土いじりのある、豊かな毎日を楽しみましょう!